ヘバーデン結節の人にやってほしい日常生活での対処法

こんにちは、アネハ整体院の大小田です。
「ヘバーデン結節は年齢のせいで治らない」と言われることもありますが、実際には日常生活の習慣を見直すことで、痛みを和らげたり、進行を予防することができます。今回は、ヘバーデン結節でお悩みの方に向けて、 今日からできる2つの大切な対処法 をご紹介します。

❶ 水分をしっかり摂ること

まず最も大切なのが 「水分補給」 です。
血流を改善し、細胞への酸素供給をスムーズにするためには、水分が欠かせません。

目安は 体重 × 30ml。

• 体重50kg → 1.5リットル

• 体重60kg → 1.8リットル

を目安に、一日を通してしっかり摂りましょう。

ただし、注意点があります。

• コーヒーやアルコールは利尿作用があるため、摂取量からマイナスとして考える

• 可能であれば 水で摂る のが理想

• 飲むときは 常温以上 を基本にする

特に夏場は冷たい飲み物を飲みたくなりますが、冷房の効いた室内では常温の水を飲むように心がけましょう。腸を冷やさないことが大切です。外出先で暑さ対策として冷たいものを飲むのはOKですが、室内では体を冷やしすぎないように注意してください。

❷ 肝臓と腸の負担を減らすこと

次に大切なのが 「内臓をいたわること」 です。

肝臓のケア

肝臓は「解毒の臓器」と呼ばれるほど、体にとって有害なものを処理しています。
アルコールだけでなく、

• 添加物

• 化学調味料

• 人工甘味料

なども肝臓に負担をかけます。

肝臓の機能が低下すると、痛みが引きにくくなったり、炎症が治まりにくくなります。できるだけ お菓子やコンビニ食を減らし、家で作った食事を心がけること が大切です。

腸のケア

腸は「排泄の臓器」であり、疲労すると不要なものを体から出せなくなります。腸の負担を減らすには、

• 冷たい飲み物で腸を冷やさない

• 小麦の摂りすぎを控える

といった工夫が効果的です。腸の働きが整えば、血流や免疫のバランスも改善され、指先の炎症を防ぎやすくなります。

まとめ

ヘバーデン結節は「治らない」と言われることが多いですが、原因は指そのものではなく、血流や内臓の機能、自律神経の乱れにあります。

だからこそ、 日常生活のちょっとした工夫 がとても大切です。

• 水分をしっかりとる（常温・水が基本）

• 肝臓や腸に負担をかけない食生活を意識する

これだけでも、痛みの軽減や進行予防につながります。

気になり始めたら「まだ大丈夫」と放置せず、今日からできることを始めてみましょう。