【ばね指で悩む方へ】血流と手首の骨の歪みが関係しているって知ってますか？

ばね指がなかなか治らない本当の理由とは？

「指がカクカク引っかかる」
「朝起きたとき特に痛い」
「放っておいたら悪化してきた」

こうした【ばね指】の症状に悩んでいる方、実はとても多いです。

一般的には「指を使いすぎたから」と説明されることが多いですが、
実際には、指だけに問題があるわけではありません。

血流の問題、そして手首の骨の歪みが、
ばね指を引き起こしているケースがとても多いのです。

ばね指とは？

ばね指（弾発指）とは、
指を曲げ伸ばしする際に、
腱（けん）が腱鞘（けんしょう）というトンネル部分で引っかかってしまい、
カクンとばねのような動きをしてしまう状態です。

ひどくなると、

• 指を曲げると痛い
• 指が伸びなくなる
• 無理に伸ばすと激痛が走る

といった症状が出ます。

ばね指の原因｜「指の使いすぎ」だけではない

病院や整形外科では、
「手を酷使した結果、炎症が起きた」
と説明されることが多いですが、
実は、それだけでは説明できないケースも多いです。

整体の視点では、ばね指には次の背景が隠れていることがよくあります。

● 血流障害

指や手首への血流が悪くなっていると、組織が硬くなり、炎症が起きやすくなります。

● 手首の骨（手根骨）の歪み

手首には8個の小さな骨（手根骨）があり、これらのバランスが崩れると、
指先の腱にも異常な負担がかかります。

つまり、指だけでなく、
「血流」と「手首の骨のバランス」も見直さないと、
ばね指は根本から改善しないことがあるのです。

血流とばね指の関係｜なぜ指に炎症が起きるのか？

血液は、筋肉や腱に酸素と栄養を届ける役割を担っています。

ところが、次のような条件がそろうと血流が悪くなり、

• 長時間同じ姿勢（パソコン作業・スマホ操作）
• 手首や指先を冷やしている
• 首や肩のコリが強い（血管が圧迫される）

指や手首の組織に「栄養不足」「酸素不足」が起き、
腱鞘部分が弱くなり、摩擦によって炎症が起きやすくなります。

この状態が続くと、指の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなり、
ばね指特有の「カクン」「引っかかり」が出てしまうのです。

手首の骨（手根骨）とばね指の関係

手首には「手根骨（しゅこんこつ）」という8個の小さな骨が存在します。
この手根骨は、本来ならそれぞれがしなやかに動きながら連携しています。

しかし、

• 転んで手をついた
• 手首を酷使した
• 姿勢不良（猫背・巻き肩）

などにより、手根骨同士のバランスが崩れると、
周辺の靭帯や腱に偏った負担がかかります。

結果として、

• 指の腱に異常なテンション（引っ張り力）がかかる
• 腱鞘部に摩擦・炎症が生じる
• ばね指の症状が悪化する

という悪循環に陥るのです。

整体院でのアプローチ｜ばね指を根本改善へ

当院では、ばね指の方に対して、

• 手首の骨（手根骨）の調整
• 手・腕全体の血流改善
• 肩・首のコリ緩和による血行促進
• 内臓調整による血流改善
• 姿勢のリセット（猫背改善）

といった全体的なアプローチを行います。

特に手首の細かいバランス調整は、
単なるマッサージでは届かない部分まで整えることができ、
指への負担をぐっと減らすことが可能です。

また、血流が良くなることで、腱鞘部分の修復も促進され、
ばね指の自然治癒力を引き出していきます。

まとめ｜指だけじゃない！ばね指を治すカギは血流と手首にある

ばね指は、「指の使いすぎ」だけが原因ではありません。
その背後には、

• 血流障害（酸素・栄養不足）
• 手首の骨（手根骨）のバランス崩れ

という隠れた問題が潜んでいることが多いです。

もしあなたが、

• 何度もばね指を繰り返している
• 手術をすすめられたけど迷っている
• できれば自然に治したい

というお気持ちなら、
ぜひ一度、整体的な視点で全身を見直すことをおすすめします。