「ちゃんと食べてるのに不調が続く…」それ、機能性栄養失調かもしれません。──内臓と体の深い関係

食べているのに栄養失調？現代人に増える「隠れ栄養失調」

「朝も昼も食べてるし、間食もちょこちょこしてる」
「栄養ドリンクやサプリもとってる」
それでも、疲れが抜けない・肩こりがひどい・頭がボーッとする……。

そんな方は、「機能性栄養失調」になっている可能性があります。

これは、カロリーや量は足りていても、“必要な栄養素”が不足している状態のこと。
つまり、「食べてるのに栄養失調」なのです。

機能性栄養失調とは？栄養が「不足している」状態

機能性栄養失調は、以下のような原因で起こります：

• 炭水化物や糖質に偏った食事
• 加工食品や外食の多さ
• ストレスや腸内環境の乱れにより、吸収・代謝がうまくいかない
• 肝臓・腸・副腎などの内臓の働きが低下している

つまり、必要なビタミンやミネラルが足りない、または吸収されていない状態です。
これが続くと、内臓は“栄養不足のまま”フル稼働を求められることになり、じわじわと機能が低下していきます。

内臓の疲労が引き起こす全身の不調

栄養不足による内臓の疲れは、最初は症状として現れにくいのが特徴です。
しかし、あるラインを超えると、以下のような不調として現れ始めます。

これらの内臓が疲労すると、自律神経が乱れ、筋肉の緊張や血流の悪化、痛みやコリの発生にもつながっていきます。

それでも「筋肉だけ」施術していませんか？

整体院に来られる方の中にも、「肩こりがひどいから」「腰が痛いから」と来院されるものの、
お話を聞いたり体を診たりしてみると、内臓の疲労が原因だったというケースは非常に多いです。

実際にこんな方がいました：

• 毎日栄養ドリンクを飲んでいるが、朝起きられない
• 腰痛がなかなか治らず、腎臓へのアプローチで改善
• 甘いものがやめられず、背中が常に張っている

これらはすべて、体の中で栄養が「不足している」または「摂りすぎている」状態で内臓機能が低下していることが関係していました。

内臓もケアする整体が必要な理由

整体では、筋肉や骨格だけでなく、内臓の位置・動き・血流・神経支配なども診ていきます。
内臓に栄養が届き、きちんと働けるようになることで、筋肉や自律神経の不調も整ってくるのです。

また、当院では必要に応じて、食生活のアドバイスや生活習慣の見直しも行っています。

まとめ｜「ちゃんと食べてるのに不調な人」こそ要注意

 機能性栄養失調は「量は足りているのに、質が足りない」状態
 内臓の疲労は、痛み・コリ・自律神経の乱れにもつながる
 栄養不足の内臓を無視して筋肉だけ施術しても、根本改善にはならない
 整体は「栄養が活かされる体づくり」の第一歩

「サプリを飲んでも効果がない」
「毎日疲れが取れない」
そんな方はぜひ、内臓から整える整体の重要性を知っていただけたらと思います。